■こたえたひと:和田学芸員(2004/04/19, 発言番号:611)
Re[1]: 小哺乳類の死体についての質問
キーワード:独特の臭い
野生動物が死ぬ原因は、捕食される、事故死、病死、餓死など様々だと思います。見つけられたモグラやヒミズもこうした原因で死んだのだと思います。そのどれが死因だったのかは、なんとも言えません。
ただ、同じような小哺乳類なのにネズミ類の死体はあまり見かけないのに、ヒミズやモグラなどの食虫類の死体をよく見かけます。これについては、ネズミはおいしいけど、モグラやヒミズはまずいと言われています。モグラやヒミズには独特の臭いがあって、キツネなどの捕食者に与えても敬遠するそうで、かりに捕まえても食べずに捨てていくそうです。死体が落ちていてもネズミなら食べられますが、モグラやヒミズは食べられません。その結果、我々の目によくふれるとのことです。
■発言したひと:寝屋川市の湯川閑さん(2004/04/19, 発言番号:612)
小哺乳類の捕食者についての質問
キーワード:キツネ、イタチ、ヌートリア
見掛けた現場には、キツネはいそうにありませんが、イタチはどちらにいるでしょう。タヌキは穂谷でも良く見かけます。淀川では、 最近ヌートリアが見られますが、これは小動物を襲うのでしょうか?
■発言したひと:和田学芸員(2004/04/19, 発言番号:613)
Re[1]: 小哺乳類の捕食者についての質問
キーワード:ノイヌ、ノネコ、肉食、草食
キツネはあくまでも肉食獣の一種という例えだと思います。市街地周辺だとむしろノイヌやノネコが問題になるかもしれません。なおヌートリアは草食獣です。おもに水辺の草を食べています。