実物資料を克明に描いた図版は時に標本よりも残りやすく、観察した事実を伝えてくれることがあります。また、図版は生の時の色や微細な構造など、標本や文字による記録では残らない、しかし観察者が注目した特徴を記録するなど独自の価値を持ちます。もちろん標本には図版では得られない情報もたくさんあります。自然を記録する証拠として、標本と図版は互いに補い合いながらそれぞれに価値を持っていると考えます。磯野資料や本郷図譜など、いくつかの事例をもとに紹介してみたいと思います。
開催日 | 5月18日(土)午後1時〜3時(開場12時30分) |
講師 | 佐久間 大輔 (植物研究室) |
場所 | 自然史博物館本館 講堂(YouTubeを使った同時配信も行います) |
定員 | 先着170名(講堂での聴講) |
行事形式 | 講演会およびインターネットによる配信行事 |
対象 | 講堂での聴講:どなたでも参加できます ネット配信 :インターネットに接続することができる方 |
配信・接続方法 | 【配信方法】YouTubeを使った配信も予定しています。インターネット環境に接続することができるパソコン、スマホなどがあれば、ソフトなどをダウンロードする必要はありません。ネット接続できるパソコン・スマホは各自でご用意ください。 【接続方法】YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。 |
参加費 | 無料(博物館での聴講の場合は入館料が必要) |
その他 | 6月30日(日)まで見逃し配信を行います。 同時配信を見られない方はご覧下さい。 |
申込み | 申込みは不要です。 |
担当者 | 植物研究室の佐久間 |