大 阪 市 総 合 博 物 館
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デザイン史「同心円」
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1)開化期前後:宣教師を通じて中国との新文物交流と宗教に関する印刷術が流入した。
2)日本強占期:日本への留学生たちを通じて間接的な西欧デザイン思潮が国内に流入した。
3)光復以後:米軍駐屯を通じて西欧デザイン文化の流入と日本の影響を大きく受ける。
 今日形成された韓国デザインの歴史は、日本や中国、アメリカとの様々な影響と交流の歴史でもある。
 開化期(1890−1910)以前には、宣教師を通じて中国との交流がまず始まっていた。そして西欧文明の利器が国境を越えて入りはじめた。宣教師たちの活動は制約を受けながらも続いたが、やがて日本との交流が頻繁になった。日本強制占領期間は日本の独り舞台になった。この頃、印刷術、写真術、製紙技術などが伝わった。また日本留学による人的交流により、西欧近代デザインが韓国に伝えられた。また光復以後には米軍駐屯による西欧文化の影響が増大した。その一方で先進化した日本との交流によって日本の影響も同時に受けるようになった。

 このような多様な交流を通じて成長発展した私たちのデザインであるが、光復前日本を含めた外国とのデザイン関連交流に大きい役割遂行した人物たちを見れば、次のようになる。
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