自然史博物館 質問コーナー(発言の個別表示)

■発言したひと:石井陽子学芸員と中条学芸員(1999/11/18, 発言番号:281)
Re[1]: 水晶の採取地についての質問
キーワード:水晶の採集
 以前、柳生へ水晶を採集しに行ったことがあります。沢の右岸側の斜面に穴があって、その下のガレ場で水晶を採集しました。大変小さい物でしたが、とてもきれいな物がとれました。書かれている状況に大変よく似ているような気がします。
 最寄り駅は関西本線JR笠置駅で、そこから南へ延々と東海自然遊歩道または打滝川沿いの道路を歩きます。柳生の集落に入って、柳生郵便局の少し先で西へ曲がり峠を越え、田圃の奥の沢を登ると、その途中に先ほど書いたような場所があります。目印が無いので地図を見ながらでないと案内するのはちょっと難しいです。
 載っている本は,ないようです。笠置周辺の鉱物採集コースなら、
・「京都五億年の旅」法律文化社
にのっています。

 その他、当館にある鉱物採集の本としては、
・「地球の宝探し 全国鉱物採集ガイド」 日本鉱物倶楽部編 海越出版社
があります。これ以外にも大きい本屋には、何種類か鉱物採集のガイド本があると思います。また、
・「鉱物採集フィールドガイド」 草思社
には、石英(水晶も石英です)の採取地として、滋賀県大津市〜栗東町の田上山が載っています。

 なお当然のことですが、鉱物採集や化石採集はその土地の所有者の許可を得て、かつ採集後は石を散らかしたままなどにしないことが大事です。また安全面にも十分の注意をはらってください。

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